【読書会始まる】【燃えよ剣/司馬遼太郎】にみる《目的の置き方》

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こんばんわ。

新潟roomieです。

roomieでは読書会の開催を予定しています。

どんな会なの?

というのは本日は置いておいて、

今回は司馬遼太郎著の「燃えよ剣」から一節をご紹介します。

燃えよ剣 司馬遼太郎著

「おれは兵書を読んだよ」

歳三はいった。

「兵書を読むと、ふしぎに心が落ち着いてくる。俺は文字には明るくないが、それでも論語、孟子、十八史略、日本外史などは一通りは教わってきた。しかしああいうものをなまじいすると、つい自分の信念を自分で岡目八目流にじろじろ看視するようになって、腰のぐらついた人間ができると俺は悟った。そこへ行くと孫子、呉子といった兵書はいい。書いてあることは、敵を打ち破る、それだけが唯一の目的だ。総司、これを見ろ」

と、ぎらりと剣を抜いた。

今泉守兼定、二尺八寸。すでに何人の人間を斬ったか、数も覚えいない。

「これは刀だ」

といった。歳三の口ぶりの熱っぽさは、相手が沖田とは見ていない。自分に言い聞かせているような様子があった。

「総司、見てくれ。これは刀である」

「刀ですね」

仕方なく、微笑した。

「刀とは工匠が、人を斬る目的のためにのみ作ったものだ。刀の性分、目的というのは、単純明快なものだ。兵書と同じく敵を破る、という思想だけのものである。」

「はあ」

「しかし見ろ、この単純の美しさを。刀は、刀は美人より美しい。美人は見ていても心は引き締らぬが、刀の美しさは、粛然として男子の鉄腸をひきしめる。目的は単純であるべきである。思想は単純であるべきである。新撰組は忠義のにのみ生きるべきである」

なるほどそれをいいたかったのか。

沖田は床上微笑を続けている。

読書会の目的/新潟読書会

運動部や交流パーティなどroomieはいろんな活動をしていますが、その目的は「新しい出会い」。

それでは、読書会の目的も「新しい出会い」でしょうか。

実をいうとその通りで、読書会の開催目的も「新しい出会い」です。

今まで全く知らなかった本や、同じ本でも違う捉え方をする人、そんな新しい世界との出会いが読書会の醍醐味。

読書会に興味のある人は、公式ラインアットまでご連絡を。

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